2011年3月11日 14時46分 東日本大震災が発生

 3月11日は日本人にとって忘れられない日になってしまいました。

 2011年3月11日 14時46分 東日本大震災が発生。

 2021年3月9日時点で一連の余震での死者も含め、死者15,900人、報告された震災関連死者数は3775人に上るとのことです。

 この日、我が家は毎年恒例の、社会保険庁の激安ツアーで約3週間の旅で地中海に面したポルトガル国境の町、ウエルバに向かっていました。途中、クエンカに1泊、コルドバに2泊の予定でクエンカの「宙吊りの家」に着いた時でした。

クエンカ ソラノヲト.j

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 はるみの携帯にラグビー仲間のウンベルトの奥さんのイサベルから電話があり、「あなたの家族は大丈夫か?」と聞かれました。なんのことかよくわからず、よく聞くと、「地震で日本が大変なことになっている、津波で町がなくなり、鉄道が流されている」と聞き、驚きました。

 この日は朝早く起きて、早めに出発して、のんびりと車を運転してクエンカにやってきました。この頃はまだテレビでニュースをよく見ていたのですが、地震が起きた14時46分はスペイン時間の朝7時46分ですので、忙しくてテレビも見る時間がなく、ドライブ中は運転に集中してカーラジオも聴かないので、地震のことは何も知りませんでした。 
 どうしようもないので、とりあえず、観光は早めに切り上げて、ホテルに入りテレビをつけました。津波で家が流されたりすごい映像にびっくりしました。
 私は岡山の出身で、妹家族や親戚は皆岡山で、はるみは横浜の出身で親戚は横浜なので、家族や親戚に被害はありませんでした。ここでもスペイン人の優しさに触れることになりました。旅行中ですので、周囲に知り合いは誰もいません。しかし、ホテル、店などに入るたびに、「日本人か?」と聞かれ、激励の言葉をいろいろかけてもらいました。

 3月11日には、福島原発が今どの様な状況になっているのか思い出すべきです。ウクライナ問題で、原発再稼働、日本も核シェアリングをすべきだとの馬鹿げた動きが活発化している様です。

 私は日本の情報は日刊ゲンダイ東京新聞しか見ないので、後はネットでいろいろ情報を得るだけですので、返って日本の現状や問題点が見えてくるかもしれません。
 暗殺を恐れたプーチンは、自分が死んだらロシアが抱えている核爆弾が世界中に向けて自動的に発射できる様にしている、とか、核シェアリングで戦術核兵器を持っても、相手国に向けて発射することはできず、自国内の攻め込んできた敵兵を全滅させるため、日本国内だけで使用ができる核兵器を持っても、何の役にも立たない、とか言う情報が溢れています。
 新聞、テレビなど既存のマスコミがどの様な報道をしているのか、見ていないのでわかりませんが、SNSが普及している現在、各個人でも発信すべき情報は発信すべきだと感じて、この記事を書いています。