シッチェス発犬連れの旅 コスタブラバ 2

 2021年の新年はコロナウィルスのおかげでシッチェスで迎えることになりました。2010年の新年は初めてスペインのホテルで新年を迎え、周辺の古い村を訪れました。この辺りは中世の建物をそのまま残した古い街が散在し、1時間ちょっとのドライブでいろいろな街に行く事が出来ます。海岸沿いにたたずむ旧市街、Tossa de Mar(トッサ デ マール)、山中にある橋を渡って訪れる小さな中世の街、Besalú(ベサル)、など、半日ツアーで楽しみました。

ベサル

ここをクリックすればベサルの写真や詳細が見ることができ、行った気分になれます。

 3食ついているのであまり遠出はしなかったのですが、一日だけフランスのペルピニャン(車で1時間半ぐらい)に牡蠣を食べに車で出ました。最初はフランスへ行くつもりで出かけたのですが、途中でパスポートを忘れた事に気づきました。フランス国境は通常、パスポートチェックもなく、レジデンスカード(居住許可証)で通過できるのですが、もうジローナまで来ていたので、その日はジローナ観光に切り替え、次の日にペルピニャンに行きました。

 翌日、改めてペルピニャンに行きました。いろいろ美味しいレストランをインターネットで調べていたのですが、リナが騒ぐので結局普通のレストランでフランス料理を食べて、生牡蠣が食べたいはるみはショッピングセンターで買って、ホテルに持って帰って食べていました。

 妻のはるみがフランスでする事は生ガキを食べる事とショッピングです。スペインではパン粉などが良い物がなく、またバター等もフランスの方がおいしいです。果物野菜、肉等、食材はスペインの方がおいしいのに、パン、ケーキなど加工した物はフランスの方がおいしく感じます。

 はるみはパナソニックのパン焼き器を買って、パンを作っています。パン粉はスペインでいろいろ探し、最後は知り合いのパン屋さんからパン粉を買っていましたが、フランスのパン粉の方が良いみたいです。

 フランスのパン粉を使って日本製のパン焼き器でバターをたっぷり入れて作るはるみのパンは、ラグビー関係者や知り合いの中ではおいしいと評判です。

 おいしいパンを作るためにフランスへパン粉を買いに行く回数が増えることになってしまいました。