東京外語大 ラグビー部90周年記念誌
私の手元には3冊のラグビーの周年記念誌があります。1冊は私の母校、同志社大学の70年史で30年以上前のものです。次に卒業してからお世話になったクラブチームのエーコンクラブの50年誌で1996年に作成されたものです。最近東京外語大の90周年誌を送っていただきました。
これはに以前に書いた記事あるように、当時の東京外語大ラグビー部の監督の千葉さんの依頼で夏の菅平の合宿に後半の5日間ほどコーチとして参加したことがあり、たまたまその時のチームが合宿で急成長したのが、私の功績のように言われています。
ラグビーはやはり体力の強化のための厳しいトレーニングは不可欠です。この部分は私ではなく、東京外語大のOBの永島(故人)、川口両氏が合宿の前半で実施したもので、彼らの功績です。私は同志社大学のラグビーだけではなく、日本代表の監督も務めた岡仁詩先生のラグビー理論を選手にただ伝えただけのことです。
そして岡先生のラグビー理論を実践したのは選手たちです。
この時のチームが強かったのはシーズンを通して、千葉さんや指導陣の地道な指導があった上で、岡先生の理論を実践できたものです。
ラグビーは新しい理論を聞いただけでそれが実践できるほど甘いものではありません。
しかし、どのようなラグビーをするのか、その戦略やゲームプランは非常に重要です。
私は大学の時、岡先生教えた星名先生から直接指導を受けた、今となってはもう生存している数少ない選手の一人です。
岡先生の理論、その岡先生を育てた星名先生のラグビー理論を少し書こうと思っています。