ルディの名前

涙のラストラン 「Rudy」

 ルディは岡山の叔母の家でナナの子として生を受けました。妻のはるみは女の子を希望していて、名前をルビィと決めていました。ところが生まれたのは全て男の子で、ルディと名付けました。

 私は「ルディ」という名前はあまり好きではなかったのですが、偶然見つけたビデオの映画でルディと言う名前が好きになりました。

 映画のストーリは次の通りです。

 「涙のラストラン」と言う日本語のタイトルのついた映画は原題は「Rudy」であった。アメリカの実話を基にしたこの映画は私を感動させた。アメリカンフットボールの名門校ノートルダムでプレーすることを小さい時から夢見た一人の少年ルディが、憧れのノートルダムに入り、フットボールの選手になるが、ノートルダムは名門校のため、アメリカ中から優秀な選手が集まり、いくら努力しても試合に出ることが出来なかった。

   そして最終学年の最後の試合が来た時も彼はベンチで試合に出ることは出来なかった。チームメイトは彼を試合に出すためにコーチに直訴したが受け入れてもらえなかった。大差をつけてリードすることで彼を最後の数分だけでもグランドにたたせようとしたが、相手が強敵のため、それもかなわず、最小リードで、終了直前を迎えることになる。もうタイムアップ寸前で相手側の攻撃で、ここで守り切れば勝利することが出来るが、もし点を取られれば負けてしまう。

 ここで観衆からルディコールが湧き起こり、更にキャプテンやチームメートの勧めでルディが初めて球技場に登場することになる。ところが最後のプレーでデイフェンスのルディが相手のボールを奪い、タッチダウンを決めて、ノートルダムが勝利することになる。

 そして試合終了後はチームメートに担ぎ上げられて球技場を一周する。

 ルディは本当にすごい犬です。私の人生にも大きく影響しています。スペインに来たのもルディがいたからです。当初ラグビーがしたかったので、ニュージーランドも考えたのですが、ニュージーランドは動物検疫が厳しく、半年ほど入国できません。それで入国の簡単なスペインにしたのですが、スペインに来てからも、ルディのおかげで、多くの人と知り合い、色々助けてもらいました。

ルディ 涙のウイニングラン
 
 スペインのラグビーの選手にもルディという名前の選手がいたそうです。アメリカのバスケットにも、ルディと言う有名な選手がいたそうです。