リナやレニィが法律で家族と認められました。

 やはりスペインは素晴らしい。

 さすが私の大好きなスペイン、大雑把でいい加減な国民性は、私達ラグビーの仲間と同様で、非常に住みやすいと感じていたのですが、今年から法律でペットの権利が保障される様です。
 虐待や遺棄に対する罰則の強化、離婚や別居による家族の離散には養育権や養育費の適用対象になるそうです。
 法律で認められようが、認められまいが、リナとレニィは私達家族の一員で、大事にしてきたし、今後も大事にしていくので、何も変わりはありませんが。

 スペインに来た当初は、時間やいろいろなことにルーズで、びっくりしました。約束の時間などあってない様にいい加減で、保険や電話料金の説明も担当者によって皆違うし、役所に行って住民登録をすると、持って行った住居の契約書とは違う住所の住民票を発行したり、驚くことばかりでした。

 でも慣れてくると、私の様な大雑把でいい加減な性格の人間には非常に住みやすく感じました。
 シッチェスはリゾート地ですので、非常に国際色豊かです。我が家のマンションを例にとると、1棟8戸ありますが、隣はスイス人とスペイン人の夫婦、反対側の隣はコロンビア人の家族、下はラトビア人の家族です。コロンビア人の家族の前は、イギリス人とイタリア人のゲイのカップルが住んでいました。

 ラグビーの仲間にはイギリス人、フランス人、ニュージーランド人、イタリア人、アイルランド人、もちろん大半はスペイン人、といろいろの国の人がいて、仲良くやっています。

 私が日本にいたときに、知っていた人はイギリス人、フランス人、ニュージーランド人、韓国人ぐらいですが、もちろん、その頃から国籍など関係なしに、信頼できる友人として付き合ってきました。

 それぞれの国民性は色々ある様ですが、ラグビーの仲間の共通点は、大雑把でいい加減なところです。良い言葉で言えば、おおらかで包容性があり、他人の価値観を認め、多様性を持っている、等になると思います。

今日2月1日のシッチェスです。雲ひとつない青空と綺麗な海です。
今日のシッチェス 
 本当にスペインに来て、シッチェスに来て良かったと思っています。