2回目のラグビーの練習に参加する。2

次から呼ばれなくなるのはいやなので、少し経験者であることを見せようとタッチラグビーのとき、左側の選手に右手で背中からスクリューパスをしたら、これが見事に決まったのですが、一人だけがナイスパスと言ってくれたのですが、他の人は後ろにすっぽ抜けたボールがたまたま左側の選手の胸に飛び込んだだけのように感じたみたいです。

 タッチラグビーが終わり全員でのフォーメーションの練習になると、バックスは人数が多いので、FWに行く様に命じられ、ラインアウトの練習で私が命じられたポジションはジャンパーで、普通は一番背の高い、大型の選手がするポジションです。

 飛び上がったジャンパーがボールをキャッチしてパスをする間を両サイドの選手が支えるのですが、私はボールを受けた瞬間にはもうパスをしているのにもかわわらず、支えている両サイドの人はまだパスをしていないと勘違いをして、また57キロと普通のジャンパーの半分ぐらいしかないので、軽々と支えられるのでいつまでも持ち上げたままで下へおろしてくれません。
しばらくして私がボールを持っていないのを見て、下ろしてくれたのですが、たぶんボールを落としたのだと思ったのではないかと思います。

 ラグビーの経験者であることを理解してもらうのにはまだまだ時間がかかるようです。
キャプテン カール