7月はシーズンオフ、バーベキュー大会

 2006年7月はシッチェスラグビークラブはシーズンオフと言う事になり休みです。新しいシーズンは8月の後半から始まります。

 スペインは日本と違い学校の新学期は9月からです。この時期にはいつもバーベキュー大会があるそうです。豚1頭が丸焼きになります。前日の夜から3−4人が泊まり込みで、大きな網、多分工事用の金網みたいな物に豚が広げられ、ジックリと薪で焼き上げます。


 バーや更衣室となっている大型のコンテナーの横に、椅子やテーブルが並べられ、午後になるとメンバーが三々五々やってきます。ほとんどが家族連れで、また小さい子供達のために簡易プールが用意され、またグランドではタッチラグビー等楽しんでいます。


 前日から焼かれていた豚の丸焼きが解体されます。豚の他にはソーセージ、パンやトマト等も用意されています。これはカタルーニャ地方独特の食べ方で、パンにトマトをこすりつける様にして食べます。バーベキューは手作りのアリオリソース(にんにく)が用意されています。

メンバーの中には肉屋の人もおり、豚が手際良く、解体され、どんどん無くなって行きます。


 サッカーの国スペインではまだラグビーは歴史が浅く、競技人口は少ないのでシッチェスラグビークラブにはあまり歳を取った人はいません。もしかしたら、私がプレーをした事のある選手で最年長者かもしれません。時折、私より歳を取っていると思える方を見かけるのですが、良く話を聞いているとメンバーのお父さんやおじいさんさんだったりします。


 日本だと会話の中で年上の人にはサン付けで呼びますが、こちらは年齢に関係なく、ファーストネームの呼び捨てですので、年齢の上下は推察しづらいです。

クラブの会長、副会長もその時には40歳代の前半らしく、私より年上を見つけるのは難しそうです。