初めてのシッチェス発、犬連れの旅はマジョルカ

 2005年、10月の後半からツア料金が安くなるので、マジョルカ島へ旅行をすることにしたのですが、ルディがキャビンに一緒に乗るためにはケースに入れて国際線は7キロ未満だったので安心していたのですが、国内線では6キロ未満ということが分かり、既に6.2キロになっていたので、毎日ルディをジョギングに連れて行くことにしました。


 ルディは最初は喜んで走っていたのですが、だんだん疲れてきたらしく、数日後には走るのを嫌がるような仕草を見せ始めますが、走り始めると、一生懸命私についてくるので、なんとか細くなり、バッグ(超軽量バッグを用意)に入れて丁度6キロと言うことで無事キャビンに一緒に乗ってマジョルカに行くことができました。


 マジョルカ島では中心街から10キロほど離れたパルマノバというリゾート地の三ツ星ホテル(飲み放題、食べ放題、二人とルディで5泊6日420ユーロ)に泊りました。犬が宿泊可能なホテルが意外と少なく、非常に高いホテルかまた安いホテルしかなく、手頃なのはここしかありませんでした。場所は非常に良いところにあり、部屋も広く綺麗で、食べ物はあまりおいしくありませんでしたが納得できるものでした。

 バルセロナマジョルカ間は飛行時間は45分くらいで航空運賃もインターネットで安いチケットを探し、二人で往復160ユーロでした。


 マジョルカはドイツからの旅行客が多く、ドイツ語、英語が殆どで、ルディが相変わらず何処でも人気者で、多くの人から話しかけられるですが、殆どスペイン語はありませんでした。

 最初の3日間はホテル周辺でのんびり過ごし、最後の3日間はレンタカーでマジョルカ島の北東部をドライブしました。注意していないと通り過ぎてしまうような小さな村が多くありましたが、それぞれ趣があり、昼食やお茶を飲みに立ち寄りたかったのですが駐車場がなく、仕方なく通り過ぎた綺麗な村もありました。


 今回はレンタカーを借りる予定ではなかったのですが、マジョルカでは犬がバスなどに乗れないとのことで、急遽レンタカーを借りることにしました。道路は狭く標識も分かりづらく、車はマニュアルが殆どで、ここ数十年はオートマしか運転したことがなかったので、左ハンドル、ギアの位置、方向指示器の位置などが反対で結構大変でしたが、無事にドライブを楽しむことが出来ました。この時にはまだカーナビを買うと言う発想がありませんでした。


 レンタカーはホテルの近くで借り、最後飛行場で乗り捨てできる様にしました。飛行場までは無事についたのですが、レンタカーの返却場所が分からず、走っているうちに駐車場に入ってしまいました。今度は駐車場からどのようにして出て良いか分からず、レンタカーの事務所に電話したら、後からとりに行くからドアを開けたままで、キーを運転席のマットの下に置きいておく様にとの事でした。このおおらかさは非常に助かりました。


 パソコンを持っていったのですが、ホテルはもちろん、インターネットカフェみたいなものもなく、6日間パソコンを使わなかったのはここ20年ほどで初めてのことでした。我が家の旅行は必ずルディとリナがついてきます。犬連れならではの問題や楽しさがあります。

訪問先についてはいろいろ他のブログがあると思うので、犬連れのエピソードを中心に書いてみます。

 

 写真のない旅行記は味気ないものですが、理由は次回におしらせします。