ルディは肥満細胞腫に打ち勝つ。

 ルディの抗がん剤の治療が始まりました。

 1回目の投与の直後は非常に元気だったのですが一週間目に夜中嘔吐を繰り返し、翌日から2日間昼間だけ入院し、点滴などをしてもらいました。その後元気を取り戻しているのですが、すごい食欲で、このままだと肥満細胞腫より、肥満との闘いになるのではと心配していました。因みに肥満細胞腫はそのような名前であり、肥満とは全く関係ありません。ルディ 横顔
 ルディは2回目の抗癌剤を投与、3回目の抗癌剤投与も終わり、順調に回復に向かっているような気がします。肥満に向かってまっしぐらだったのも、毎日野菜中心の特別食を作って与えているのが効いたのかここ2回の検査では減量に向かっています。


 前週の血液検査で白血球が極端に少なくなっていたので、2日後に再検査したところ、正常に近くなっており問題ないとのことでした。ロムスティンという抗癌剤は投与して1週間ぐらい後に白血球が低下してその時が一番他の病気にかかりやすいということを今回聞かされました。


 ルディは3回抗癌剤を投与した結果、白血球が下がりすぎるので、このまま投与と続けると他の病気にかかる可能性が高くなるので止めることにしました。

 一回目の手術で殆ど癌細胞が除去された可能性が高く、2回目の手術の削除部分の精密検査では癌細胞は見つからなかったので、通常5回位する抗癌剤の投与を3回で終わりにしました。


 その後、ルディは昔の元気を取り戻し、毎日のジョギングも最初はあまり走れなくて嫌がっていたのですが、毎日走っているうちに私より速く走れるようになっています。体重も5.6キロ前後に落ち着き、ほぼ手術前に近いところまで戻ってきて、肥満細胞腫に打ち勝った数少ない犬となったようです。