シッチェス発 犬連れの旅 フランス プロバンス

 2009年9月5日から7泊8日で南フランスのプロバンスへ車で行きました。フランスも非常に良い天気で日中は暑い日が続きましたが泊まった場所が少し山よりでしたので、朝晩は寒いぐらいでセーターを着ていたほどでした。

 ギテ(フランス語ではジトと言うそうですが、農家を改造した宿泊施設)はMoussac(ムサック)と言う小さな村(シッチェスから車で5時間ほど)にありアビニオン、アルル、モンペリエなどに車で1時間ほどですので、日帰り旅行を楽しみました。

Site Pont du Gard(ポン・デュ・ガール遺跡

 石造りの家は専用の中庭があり6人ほど泊まれる広いメゾネットで自炊する長期滞在用で、味噌、醤油、米、お茶などを持参したので、今までの旅行とは一味違ったフランスの田舎町(と言うよりは村)での生活を楽しみました。

 人口が1000人に満たないのではと思われる小さな村にはパン屋、コンビニ、本屋(キオスク)、カフェが広場に集まっているだけでその他は美容院とBarが1軒ある程度です。しかし驚いたのはこの小さな村に円形の闘牛場があったことです。観客席も3-4列の非常に小さなものですが、まだ使われているように感じました。プロバンスの辺りは闘牛が盛んでアルルには闘牛士の学校があるとのことです。ニーム、アルルなどにはコロシアムが残っており、近辺にはいたるところにローマ帝国の遺跡のようなものがあり、歴史の長さに驚かされました。

 ルディとリナは旅行中も元気でした。毎日結構な時間、距離を歩いたのですがルディはトコトコとほとんど歩いて、リナは半分以上、妻のはるみに抱かれていました。シッチェスにいる時は寝てばっかりですが、ルディおじいちゃん歳をとっても旅行となると急に元気になるようです。

 リナも吠えるのが少なくなり、レストランでもおとなしくしている時間が長くなり(良い子の時間は2時間が限度みたいでそれを過ぎると吠え出します)、ルディと一緒だと部屋でおとなしく待っているので今度はホテルでの長期滞在を計画しています。