シッチェスの夜空にヘリが舞う。

 昨晩、夜10時頃、ヘリの音がウルサイのでテラスから外を見ると、以前ラグビー場があったところ辺りの上空をヘリが飛び回っていました。

 シッチェスは人口増で、街中のいたるところでマンションなどが建設されており、またバルセロナの反対側の地域は大規模開発が続いています。

シッチェス航空写真

 

 左側の赤丸の辺りは以前ラグビー場があったのですが、大規模な造成が行われており、もうラグビー場は取り壊され、現在は道路だけが完成しています。


 このGoogleの航空写真は多分1年以上前のものだと思われます。

 

 右の赤丸は我が家の辺りですが、写真の造成中の白い場所に、新しいラグビー場はもうすでに我が家の前に出来上がっています。

 最近リナやレニィを遊びに連れて行っているのは、左の赤丸の造成地の辺りで、道はきれいに舗装され、しかしまだ車の通行は禁止されているので、中はノーリードでリナもレニィも思いっきり走り回ることができます。


 昨日ヘリが飛んでいたのは赤丸の辺りです。妻のはるみがSNSで得た情報によると、認知症のお年寄りが犬の散歩に出て、行方不明になってヘリが捜索にあたっていたそうです。

 はるみのSNSで得た新しい情報によると、お年寄りはすでに発見され、犬はまだ行方不明だそうです。でも数時間後、犬も無事発見されたそうです。


 寒い冬のことでもあるので、家に帰らない一人の認知症のお年寄りの捜索にヘリを出す、スペインの行政府の思い切りの良い対応には感心します。多くの死者を出しながら、何も具体的な対応をせず、自粛要請などグダグダ言うだけの日本の行政府とは大違いです。