コロナ禍のスペイン カタルーニャ、また移動制限

 バルセロナの領事館から移動制限の通知がありました。


 カタルーニャ州の群(comarca)間の移動制限

 4月7日、新型コロナウイルスに関する最新の動向について、カタルーニャ州は同感染症の症例増加に対処するため、同州内での移動制限を再実施すると発表しました。


 そのため、3月29日に発効した「公衆衛生に関する特別措置」第3条において認められていた、「burbuja de convivencia」で構成される同居者が、通常生活している群(comarca)から異なる群(comarca)への出入りについて、明日9日(金)00:00から制限されることとなります。これにより、同じ「burbuja」の同居者であっても、居住する群からの出入が原則できなくなります。


 【※注:「burbuja」とは、安全な空間を生み出すグループのコンセプト

「burbuja de convivencia」とは、同じ屋根の下で生活する同居人(介護者やヘルパーを含む)のグループを意味する。】


 4月7日のイースター休暇明にカタルーニャの移動禁止令が発令されました。シッチェスは正式にはバルセロナ県ですが、群としてはガルフに属しているので、バルセロナには行くことができません。

 移動禁止令が出る前の3月31日にバルセロナの病院に定期検診に行ってきました。朝8時45分の予約だったので、RENFE(列車)で行ったのですが、乗客もまばらで、街中も人ではありませんでした。いつも混んでいるガウディのカサ・ミラ(Casa Mila)もほとんど人がいませんでした。


   2021年3月31日のカサ・ミラです。
カサ ミラ

 でもイースター休暇のシッチェスは非常に混雑していたようです。天気も良かったせいか、いつもリナやレニィを連れて行くビーチから少し離れた場所の付近もビーチへ行く人の車でいっぱいでした。

 昨日の日曜日は車は1台も駐車していなくて、また街中はゴーストタウンのようでした。