さようなら Movistar、こんにちは Orange

 スペインには携帯電話やWIFIの接続をする大手の通信会社は3社あります。NTTのような元国営会社のテレフォニカの子会社、Movistar や日本を撤退したVodafonが争っていますが、三番手にフランスの Orangeが頑張っています。

 我が家はスペインに来た当初はMovistarでした。シッチェスに来てしばらくしてから、回線速度が上がるにつれて、料金改定があり、ある時、映画なども見られるサービスがキャンペーンで月3ユーロを勧められました。ところが月3ユーロは嘘で、とんどもない料金が課金されていました。

 すぐ解約したのですが、解約してからも課金は続きました。サポートの窓口は当時、英語の話せる部署だったのですが、その部署が結託して、勝手にキャンペーンをでっち上げ、課金して、クレームの電話も全てもみ消していました。

 ラグビーのキャプテンのカールもMovistarにひどい目にあって怒っていて、クレームの部署にスペイン語で手紙を送るのを手伝ってくれました。その結果、キャンペーンは存在しないし、クレームや解約の電話の履歴も存在しないとのことでした。結局被害額は返却してもらいましたが、すぐVodafonに変えました。

 今年になってMovisatarのネットフリックス(映画などの配信サービス)が非常に安かったので、Movistarにしたのですが、悪質な体質はあまり変わっていなくて、無料だと言われたサービスに課金してあったり、申し込んでいないサービスに課金されてあったりで、3ヶ月でOrangeに変えました。

 交渉はすべて妻のはるみがしていたのですが、前回のトラブルで、対処の仕方が分かっており、すべて相手の名前を確認し、発言内容をメールやSNSで確認していたので問題なく返金させましたが、解約時にもまだ悪質なことをしています。解約申し込みがWIFIだけだったとして、携帯電話の契約は解約せずに、課金しようとしていました。

 これもはるみの想定内のことで、解約した翌日にはすぐ確認して、追加の手続きをしました。 日本でも高齢者に対する、有名企業の悪質な販売が話題になりましたが、もう一度、自分の契約内容を見直すことが必要だと思います。

 シッチェスのヌーディストビーチから見たパリッシュ教会

ヌーディストビーチから見るパリッシュ教会
  ここはまだヌーディスト専用ではありません。この一つ向こうの小さなビーチがヌーディストが集まります。