12月20日は我が家のスペイン移住記念日

 スペインに来て17年(204ヶ月)です。

 これがいつも私が月末に友人や世話になった方に送るメールのタイトルです。12月だけ年になり、後は全て月です。204回目のメールという意味です。月末か翌月の初めまでにメールが届かなかったら、何かメールを出せない状況にあると思ってください、と皆に伝えてあります。

 結構車での旅行が多く、ヨーロッパではスペインなどで高速道路の最高制限速度が120キロ、フランスで130キロ、ドイツでは制限なし、と車の事故に巻き込まれたら、家族全員死んでしまう可能性があるため、生存確認の意味もあり、毎月末に送っています。
 今まで欠かしたことはありません。大雑把でいい加減な性格の私が自分自身を引き締めるために、このようにしています。

 私の生き方に一番影響を与えた人は星名先生と岡先生ですが、ルディ(ミニチュアダックス)が、3番目です。詳しいことは後日書きます。

 2004年12月20日、日本を出発し、夜6時ごろに妻とルディとバルセロナ空港に降り立ちました。
ルディは本当に賢い犬です。トイレは一度も失敗したことはありません。長時間の飛行機の中で、どのようにさせるか考えていたのですが、成田を出る直前に空港の外でして、乗り継ぎの空港のトイレにトイレシートを持って入ってして、バルセロナ空港について、すぐ、空港の外でして、本当にすごい犬です。
 旅行会社の友人が手配してくれたルフトハンザはほとんど満員に近かったのですが、私達には窓際の3列を用意してくれ、ルディはキャリーバックの中から出して、真ん中の席に大人しく座っていました。
 一度も吠えることもなく、スチュワーデスから「今回のベストパッセンジャーです」と言ってお菓子をもらったりしていました。

 大きな引っ越し荷物は船便で送ったのですが、とりあえずの着る物や必要なものを大きなスーツケース2個と段ボールのようなものがあったので、車での迎えを頼みました。
 旅行会社の駐在員をしていた、同志社ラグビーの先輩で日本代表のキャプテンもしていたレジェンドの一人の石塚さんの息子さんです。借りていたマンションはバルセロナグエル公園のすぐ前で、住所を伝えたあったので、すんなりと部屋に入ることができました。
部屋に入ると同時に雨が降り出しました。

 移住先をスペインにしたのもルディがいたせいです。バルセロナは私も妻も一度来たことがあるだけであり、最初は新婚旅行に行ったニュージーランドラグビーもできるし、気に入っていたのですが、犬の入国が厳しく諦めました。色々調べているうちに、スペインが犬の入国が簡単だと知り、バルセロナも好きだったので、ビザを申請したら、想像以上に早く降りたので、あまり準備をする時間もなく、スペインにやってきました。
ルディとホットドッグ
 
 でもスペインに来て本当に良かったと思っています。
 ルディには感謝しています。