1月11日はルディの誕生日

 死んだ子の歳を数えても仕方がないのですが、毎年1月11日になると、「今日はルディの誕生日だ、ルディのおかげで、楽しいスペインでの生活が送れている。ありがとう」と感謝しています。

 以前にも書いたのですが、ルディがいたので、スペインに移住することになり、ルディがいたので、リナがドイツのブレーメンからくることになり、リナのためにドイツのハノーバーからレニィが来ました。

小さい頃のレニィとリナ
小さい頃のレニィとリナ
 
 全て、ルディのおかげです。ルディが永眠した後は、リナが元気がなくなり、あまり歩くこともない、日が続き、レニィを迎えることになりました。レニィのおかげでリナが元気を取り戻しました。

 そのリナも14歳で、人で言えば、犬の歳は人の7倍と言われており、もう100歳近くになり、目が見えなくなっています。一時は元気がなくなり、歩くのも嫌がる様になっていましたが、去年の秋から、車でビーチへ行くのをやめ、徒歩でシッチェスの旧市街に行く様になり、歩く距離がだんだん長くなってきました。

 最近では3キロ以上歩いたり、走ったりで、非常に元気になっています。小さい時からビーチで走り回っていたので、ビーチには障害物が何もないことを知っており、ビーチにつくと私の声を頼りに私の横を全力疾走で走ります。遊歩道でも走るのですが、どこに障害物があるかわからないので、小走りに走ります。本当に賢いリナです。

 わがままで自己主張の強いリナと比べ、レニィはおとなしい、人懐っこい、賢い犬です。リナと一緒の時は、リナが吠えると一緒に吠えないとまずい、と思っているのか吠えますが、一人の時にはほとんど吠えません。リナは知らない人に触られるのを嫌がり、吠えまくりますが、レニィは抱かれても吠えません。

 何かして欲しいことがあっても、私達が気づいてくれるのを待っています。トイレをしたいので、窓を開けてほしい場合も、窓を爪でカリカリするだけで、じっと待っています。

 私達が食べているものが欲しい場合でも、リナは横で吠えまくりますが、レニィは横で私達がくれるのをじっと待っています。

 数年前から、もう体力ではレニィの方が上なのですが、まだリナの方が上位にいるみたいです。平気でレニィの食べ物を取りに行きます。

 でも時々、ビーチではレニィがリナに体当たりして、自分の方が上なのだということを主張しているみたいです。

 二人とも元気で長生きして欲しいものです。