ラグビーをする連中の性格 4

 ラグビーをする輩は私と同様で大雑把でいい加減な性格が多い様です。 スペインのラグビーの友人を紹介しましたが、日本にも大雑把な性格の友人がいます。

 同志社大学の同期の渡邊(メチャ、左端)と石塚(ドン、右端)です。



メチャとドン
 メチャの名前の由来はめちゃくちゃな性格をしている、目がチイちゃい(写真でわかります)とか、色々ありますが、タックルの名手で、同志社大学ラグビー部のジュニアのコーチをしていたこともあります。

 ドンは私と一緒にセンターを組んでいましたが、名前の由来は本人はドンファンのドンだと思い込んでいますが、我々は鈍感のドンだと思っています。


 私は同志社大学の現役時代、ボールを持っている時にタックルされることはあまりありませんでした。タックルされたのは5回で、相手もほとんど覚えています。

 1年生の時、当時社会人のナンバーワン、八幡製鉄との試合で明治OBの伊野さんにタックルされ、部内の紅白戦で、OBで同志社が初めて社会人を破って優勝した時のキャプテンの中得さんに強烈なタックルで2メートルほど跳ね飛ばされました。中得さんの頭が私の腰骨の尖った部分に当たり、中得さんの頭がざっくりと割れて血だらけで、救急車で運ばれていきました。

 関西リーグでは立命館関学フルバックにタックルされました。一人目を交わし、フルバックに向き合った時、ウイングにパスをしようか、抜こうか、瞬間迷いました。その分バスが遅れ、タックルされてしまい、これ以後、フォローがいる場合はすぐパスをすることに決めました。

 大学4年生の時、東京三洋電機との試合で、早稲田OBのフランカー、加藤さんに一人目を抜いた瞬間に横からタックルに入られました。

 最後は部内の紅白試合でメチャにタックルされてしまいした。ラックからのキックを受けて、追いかけてきたのがメチャで、十分間合いはあったのですが、タックルされてしまいました。
 見事なタックルでした。

 試合後、岡先生から「お前がボールを持ってタックルされるのは、あまり記憶がない。どうした?」
 少し悔しかったので「いつも抜くときには相手の目を見るのですが、目があまりにも小さすぎて、どこにあるかわからず、探しているうちにタックルされてしまいました」と答えたら「お前らしい、捻くれた答えやな」と言って、大笑いしていました。


 本当は抜く瞬間に目をみたのですが、私の眼を見ずに、私の足しか見ていなかったので、少し動揺しているうちにタックルされたものです。本当に見事なタックルでした。目は小さかったけれど、目のある位置とどこを見ているかは確認できていました。

 私も大雑把でいい加減です。
 写真を本人の了解もなしにアップしています。本人からクレームが来れば削除します。
 本当に大雑把な奴らですね。このコロナ禍に昼から飲みに行くとは。