スペインは夏時間。

 3月27日の日曜日、午前2時に針を1時間進めて午前3時となり、夏時間が始まります。朝7時に携帯電話のアラームで目を覚ますのですが、薄暗かったのですが、ここ2週間ほど天気が悪いので、また雨かと思い、夏時間への移行に気づかないままでした。日本との時差は7時間になります。

 リナたちの肉を焼き、朝食を作り妻の部屋へレニィの朝食を持って行ったのですが、いつもはドアの前で待っているリナもレニィもはるみのベッドの中でまだ寝ていました。リナを抱き上げ、リビングに戻り、リナに朝食を与えました。

 この日1日は二人とも食事の時間が1時間早くなったのに気づかない様でした。私も夏時間に気づいたのは午後4時になり、ブログの予約投稿が投稿されていないことに気づき、設定が間違ったのかと思い、チェックして初めて今日から夏時間が始まったのだと気づきました。

 いつもはもっと暖かいのですが、あまりにも寒い日が続いたので夏時間のことをすっかり忘れていました。

 リナは視力の劣化がどんどん進み、もうほとんど見えない様です。聴力も悪くなって、私が呼んでいる位置がわからなくなっている様です。鼻も効かなくなっているみたいで、食べ物の位置もわからない時があります。その分吠えまくっています。

 寒い日が続いているので、最近のリナとレニィのお気に入りの場所はソファーに投げ出した私の足の上です。寒いのでブランケットをかけているのですが、レニィはブランケットの中、リナはブランケットの上です。

足の上のリナとレニィ
ルディの場合は少し順序が違いました。ルディは非常に賢いので、私たちがリナが吠えるのを叱っているのをみて、吠えることを私たちが嫌っていると思い、リナが来てから吠えるのをやめてしまいました。そして数年間、吠えなかったので、声帯が退化して声が出なくなってしまいました。
 でも、歳をとり、目が見えず、耳が聞こえず、鼻が効かなくなったので、私たちの存在を確かめるには触ってもらうしかなく、必死になって吠える努力をして、ある日突然、奇妙な声を出す様になりました。
 声帯が悪かったわけではなく、使わなかったから退化していただけなので、その後は普通に吠える様になり、永眠する前の7ヶ月半は毎晩吠えていました。

 その頃のルディは痩せ衰え、軽かったのですが、今のリナは元気いっぱいで食べまくり、毎日散歩で3キロほど歩いているので、体重も今までで一番重たいのではと思えるほどです。
 私の時間の大半はリナの世話に追われているのですが、ルディ以上に長生きして欲しいと思っています。
 
 ルディが私たちに思い切り甘えた7ヶ月半はこちらから