スペインでは軽症の新型コロナはインフルエンザ扱い

「スペインでは3月28日から感染者であっても症者、無症状者についてはその隔離義務が廃止される」とのことです。

 以下はスペインニュース・コムから抜粋、加筆したものです。青色をクリックすれば、スペインニュース・コムが見られます。

  スペインにおけるCovid19の扱い方に急速な変化が生じており、3月1日から 感染者との濃厚接触者についての隔離義務が無くなったのに続いて、3月28日からは感染者であっても軽症や無症状の場合、国の健康保険制度による抗原検査やPCR検査を受けられるのは 60歳以上の年令層、免疫疾患を持つ人、妊婦、そしてそう言った人々と接する職場で働く人々に限られることとなり、それ以外の人については感染しているかどうかの確認が行われることも無くなる。

 これによりCovid19をインフルエンザと同程度の扱いにするのが政府の意向と思われるが、専門家の中には「急ぎ過ぎであり危険」との指摘も見られる。

 政府によると3月28日以降、感染者であっても軽症者、無症状者は普通の生活を続けることが可能で、特に感染による危険度の高い人々と接する職種でない限りは出勤も可能とのこと。

 日本に住んでいる方はこのニュースをどの様に感じられますか?

 スペイン人の大雑把でいい加減なところを十分に理解している私ですが、スペイン政府の方針には納得できます。日本の政府と大きく違うことは国民のために必死になっていることです。PCR検査もしっかりしているし、ワクチンの対応も早いし、何よりも情報も事実を公開しています。

 権力者の周辺のための、訳のわからない施策ばかりで、都合の良い情報しか流さない日本の政府とは大きな違いです。

 コロナ禍の状況は大きく変化して、スペイン政府の判断が間違う事があるかもしれませんが、それはそれで私には納得のできるものです。スペイン政府は日本政府と違い、国民全体のために決断を下しているからです。

 早くいつものスペインに戻って欲しいものです。

シッチェス 月曜日
 もう夏時間になったのに、まだシッチェスは寒い日が続いています。
 早く暖かくなって欲しいものです。