金のかからないアンチエイジング その2

 アンチエイジングには金がかかると考えている人が多いと思いますが、私の行っているアンチエイジングはあまり金がかかっていません。

 ジムには5年ほど行きましたが、現在は只走る事と、家での筋トレだけです。

 ジムに行き始めたのは65歳になると会費が半額になり、月20ユーロちょっと、当時は日本円では2300円ぐらいでジム、プール、ジャグジー、スチームバス、サウナ、シャワー等使えるからです。

 5年間ジムに通いましたが、現在はもう行っていません。

 勿論ジムに行った方が効果はありますが、それまででももう体つきは大分若返っており、走る事と自宅での筋トレで十分でした。


 食事は野菜を多くとる等、大分変えましたが、これも金がよけいに出て行くようなものでもありません。

 頭脳に刺激を与えるために、語学等いろいろ勉強したのですが、これもインターネットで基本的な事は全て学べます。せっかくスペインにいるので、スペイン語は少し重点的に勉強しましたが、これもインターネットとテレビのサブタイトルでどちらも無料です。


 カタルニア語(カタラン)の勉強も始めました。カタルニア州はカタランが公用語であり、カタランの普及に努めています。シッチェス市主催の無料のカタラン教室があり、2007年2月から通い始めました。

 テレビもカタラン専門チャネルもあり、勉強する気になれば、金をかけずにする事が出来ます。


 シッチェスはカタランの本場であり、公用文書は全てカタランですし、役所のオフィスにはカタランしか話せない人もいたりします。まだスペイン語も満足に分からないのですが、町中には当然カタランが氾濫しており、スペイン語との区別もつかないので、少しカタランを勉強していた方がスペイン語も正しく理解できると思ったからです。


 スペイン語(カスティヤーノ)とカタランは単語が半分以上同じですが、発音が異なるものがあります。

 カスティヤーノはローマ字読みでほとんど大丈夫ですが、カタランは全く違う事があるので、カスティヤーノは一人でも勉強でしますが、カタランはしっかりと教えてもらわないと、会話は出来ません。


 カタランも動詞は一つにつき、100以上変化するのですが、変化の仕方はカスティヤーノと良く似ていて 試しにシッチェスの広報資料を読んでみたのですが、辞書もなしに半分以上は理解できるみたいです。動詞の変化はほとんど習っていないのですが、カタランと似ていてなんとなく原形は想像できます。

 今まで街中の広告や看板は絵としてしか見ていなかったのですが、最近は何が書いてあるのか読むようになりました。シッチェスのことがより詳しくなったみたいな気分で新しい楽しみ方が出来たみたいです。


 海外でアンチエイジングをする大きな利点の一つは語学の習得が必須であり、自然に脳に刺激を与える事です。大学の時はラグビーばかりして、勉強はほとんどしなかったのですが、こちらに来てからは結構勉強する様になりました。当然記憶力は若い頃と比べて相当落ちているので、時間がかかりますが、それでも、単語の暗記等、徐々にスピードアップされて来ているのではと感じています。