サン・ジョルディには赤いバラを贈る
2021年4月23日はスペインでは「サン•ジョルディ」の日です。特に祝日(休日)と言う訳ではありませんが、カタルニア州では街中にカタランの旗が掲げられ、赤いバラの花を売る人やにわか本屋があちらこちらに出てきます。
昔、モンブランにいた竜の生け贄となる姫を助けに、白馬に乗って、黄金の剣を持った騎士、サン•ジョルディがやって来て竜を退治してモンブランの村に平和をもたらせ、その時竜から流れ出た血から赤いバラの花が咲いたとい言うものです。
そして1995年パリで開催されたユネスコ総会で毎年4月23日を「世界 本の日」とする宣言文が採択されました。
カタルニアでは4月23日は愛と自由と知性を象徴する大事な日であり、愛を伝え合ったり、友情を深めたり、相手を思いやる意味を込めて本と赤いバラを贈る様になっています。
Mont Blanc (モンブラン)はシッチェスから車で南西の方向に1時間位行ったところにあり、1163年にアルフォンソ王によって築かれた街で、城壁がそのまま残っており、城壁の中の古い建造物にはそのまま一般の人が生活しています。小さな町で中世にタイムスリップしたような素晴らしいところで2度ほど車で行った事があります。
2012年4月23日のシッチェスのサン・ジョルディの写真です。
テーブルの下の赤と黄色がカタルニアの州旗です。
今年はビーチにはリナとレニィを連れて行ったのですが、本やバラが売られている場所にはいきませんでした。