アンチエイジングに必要なもの。

アンチエイジングには長期的な視野と継続が必要。

 私はアンチエイジングを目指していたものではありません。若い時からラグビーを楽しみたかっただけです。40歳ぐらいまでは結構レベルの高いラグビーを楽しんでいました。

 当時珍しいクラブチームでエーコンクラブは、社会人の強豪チームでラグビーをしなかった、慶應、早稲田、明治などの選手が多く、社会人の大会で東京都で優勝し、東日本社会人大会に出て準優勝しました。その時は岩手で大会は行われ、一回戦は東京三洋電機に勝ち、二回戦は新日鐵室蘭に勝ち、決勝は東芝府中に負けました。

 私はその後IT業界に転職し、数年間は睡眠時間が5−6時間の日が続き、ラグビーが全くできなくなりました。その後少し時間ができるようになり、また深夜に走ったり、筋トレをする日が数ヶ月続き、また忙しくなり数年忙しくて何もできない日が続く、というような生活がスペインに来るまで続きました。

 スペインに来てからもラグビーを楽しみたかったので、トレーニングを開始しましたが、最初はジョギングさえできないほど衰えていました。でも、ウォーキングから始め、徐々にトレーニングを強くし、現在では写真のような体を作り、ラグビーも楽しんでいます。

 この過程で感じたのは何度か中断しましたが、数ヶ月続けたトレーニングは無駄では無かったと言う事です。おかげでスペインに来て2年ほどでラグビーが楽しめる体が作れました。重要な事は長期的な視野で、継続した体作りが必要という事です。若い時のトレーニングは無駄になる事はないという事です。

 下の左の写真は75歳になる少し前で、右は76歳になる1日前の写真です。アンチエイジングなどこちらに来てから知った言葉ですが、結果的にはアンチエイジングに成功しているのかと感じています。

トレーニング写真1年後 J