星名理論と岡理論 35 岡先生とのやりとりについて 1

岡仁詩先生の講演録

 星名先生、岡先生は私が同志社大学ラグビーの現役だった1960年代当時は、正式には星名学長、岡教授であったのですが、当時から同志社ラグビーの関係者は星名先生、岡先生と呼び、お二人のラグビーに関する考え方は星名理論、星名ラグビー、岡理論、岡ラグビーと呼んでいたので、私は当時のままに、星名理論、岡理論と書いています。

 岡先生は2007年5月11日、京都府内で同志社大OBに会った後自宅に戻る最中に倒れ、心筋梗塞で死去。享年77。
 翌日の5月12日に秩父宮ラグビー場で開催されたラグビー日本代表の強化試合(対クラシック・オールブラックス)では選手が喪章をつけて戦った、とのことです。

 岡先生のラグビーに対する考え方は岡先生講演録「教わり教え教えられ」が一番分かりやすい思います。
 岡先生の講演が記録されたのが2005年11月9日で、永眠されたのが2007年5月11日なので、この講演が最後だったのではと、推測しています。
 私が最後に先生にお会いしたのは、スペインに移住する前に京都で岡先生と奥様と一緒にお茶を飲んだ時で、最後に日本に帰った時は、もう10年以上前ですが、家にお邪魔して遺影にお会いすることになりました。

 この講演録の中で、岡先生は私のことについても触れられています。

岡理論、1基本とは何か


 この岡先生の講演録のことを知ったのは岡先生が永眠された後でした。
 岡先生がわざわざ、私のことに触れられているのは、「星名先生の理論を後世に残すように」とメッセージを残されたのでは、と思いました。

そして私は2012年に、同志社大学ラグビー部のOB会から寄稿を依頼され、星名理論について、「星名先生との出会い」で私の体験を書きました。

 私は現在76歳、あと1年で岡先生が永眠された歳と同じになります。 
 今は元気ですが、コロナ禍ではいつどの様になるか分からないので、もう少し、星名理論と岡理論について詳しく書きたかったので、ブログを始めました。

 「星名先生との出会い」の全文のPDFはこちらから