「日本沈没」をNetflixでみました。

 我が家は現在NetflixとPrime videoを見ることができます。ここ数年テレビのスイッチを入れていないので、スペイン語に触れたい時にはNetflixとPrime videoで映画などを見ることにしています。日本のニュースはネットで東京新聞日刊ゲンダイYahoo!ニュースです。以前はGoogleニュースを見ていたのですがスペインでは日本語版のGoogleニュースが見れなくなりました。

 時々、YouTuveで日本のドラマなどを見る時があります。最近はNetFlixの「新聞記者」を毎晩スペイン語で見ていたのですが、偶然に「日本沈没」が目に止まり、一挙に全部見てしまいました。

 「新聞記者」では日本の官僚の実情がよく描かれていて非常に面白かったのですが、「日本沈没」はこんな官僚がいてくれたら日本もこんなに悲惨なことにならなかったのに、と思いつつ、でも非常に後味の良いドラマでした。

 日本のマスコミの劣化はひどいものです。権力にひざまづいて、権力の監視機能を自ら捨て去っています。私がインターネットで見ている新聞や雑誌は、その中で頑張ってくれているメディアだけですので、日本の現状が日本にいるよりよくわかっているかもしれません。

 17年前、2004年12月20日にルディを連れてスペインのバルセロナ空港に降り立ちました。それから日本に帰ったのは3回だけです。当時はスペインが非常に後進国に見えました。みんな大雑把でいい加減で、私や友人のラグビー仲間の性格と似ているので、非常に好ましく思えました。

 しかしコロナ禍では素晴らしい対応をしました。IT化では日本より相当遅れていると思っていましたが、医療のIT化はどんどん進み、コロナワクチンの注射の連絡はメールで来るし、処方箋は廃止され、保険のカードを持って薬局に行くだけで、どこの薬局でも薬が買えます。

 私も妻のはるみももう3回目のワクチンが終わっています。

 コロナの初期段階での医療崩壊が危惧されましたが、引退していた医者まで復帰し、それも乗り越えました。私が去年の5月に血液検査の血液の採集に行った時は復帰したばかりのお年寄りの先生で、注射を射つのも久しぶりなのか、注射針が血管に入らず、注射針をぐるぐる回して、内出血して大変でしたが、感謝の気持ちしかありません。




注射の後
 いまだに感染者の数をファックスで送信して、感染者の数も把握できない日本とは大違いです。
 これもバカな権力者に忖度して、権力者の周辺だけで利権を独占するような構造を維持しようとする輩が大勢いるせいでしょう。

 悪いことをした輩は仲良く手を繋いで、入るべき所へ入って、昔の日本に戻ってほしいものです。