星名理論と岡理論 82 主体的思考による環境の最適化 1

星名理論と岡理論の考え方について

 ラグビーの友人たちの性格が大雑把でいい加減ではあるものの、「寛容で柔軟性がある」とか「他の人の価値観と多様性を認める」ものでもある、と感じていました。
 それは「ラグビーをする連中の性格 5.15.2」で書いた様に、ラグビーというスポーツの特性から作られてくるものでは、と思っています。(文中の青い文字 5.1 や 5.2 をクリックするとリンクしているページが見ることができます)

 同志社で星名先生と岡先生にラグビーを教えていただきましたが、ラグビーだけではなく、主体的な思考を教えていただいたことに気づきました。普通の人なら、そのことにもっと早く気づくのでしょうが、なにしろ大馬鹿者の私のことですから、コロナ禍でブログを書き始めて、過去を初めて振り返り、やっと気づいたということです。

 星名先生と岡先生のラグビー理論の凄さには学生時代から気づいていました。私の生き方がお二人の考え方に影響を受けていることは、感じていましたが、それがどのように影響を受けているのか、など具体的なことは考えていませんでした。

 そのきっかけになったのは岡先生が永眠され、講演録「教わり、教え、教えられ」を読んだ時でした。岡先生が講演の中で星名先生のことに触れられているのは当然ですが、私のことにも触れられているのに驚きました。
 この時、大学卒業時、マーケティング業界に進む私を、星名先生が後押ししてくれた時、先輩から言われた事を思い出しました。
 「お前は今の同志社で星名理論を実践できているただ一人選手ではないか。そのお前がラグビーを止めることを星名先生が後押ししてくれようとしている。その星名先生の気持ちを考えると、お前は星名先生の後押しは断り、ラグビーを続けて、星名理論を啓蒙をするべき役割があるのではないのか」

 しかし、私は「今はマーケティングの仕事をしたいので、せっかく星名先生が道をつけてくださったので、これを生涯の仕事にしたいと思います」と言って、マーケティング生涯学習のテーマとすることにしました。 

 無口で、字が下手で、表現能力に欠けた私には、当時は星名先生や岡先生の理論を伝える能力がありませんでした。
 パソコンを使いマーケティング戦略を自分で書くようになってから、今では少しまともな文章が書ける様になりこのブログを始めました。

 星名先生と岡先生に教えていただいた事を端的に表す言葉を考えて「主体的思考による環境の最適化」と決めました。ラグビーには全く関係のない様な言葉ですが、お二人に教えて頂いた事は、ラグビーだけには留まらず、仕事や生き方にまで影響しているので、今の私にはこの表現が最適の様に感じられます。
岡先生、星名先生 まり子さん
星名先生(右)と岡先生と岡先生のお嬢さんのまり子さん