星名理論と岡理論 43 岡先生とのやりとりについて 4
慶応戦でFWの中央を突破してトライ
私が星名先生、岡先生から教えていただいたことで、最も印象に残っているのは「戦略の順序と時間配分」でした。
バックスのセンターというポジションでのプレイの実施順序の意識は持っていました。 外へ抜くのが得意な私は、外へ抜いて勝負に出るのは後半で、前半は内側に抜いて、相手の意識を内側に向けておいて、後半は、まず内側に向けてスタートして外側に抜く事を心がけていました。
でもこれは戦術的なレベルでのプレーで、戦略というほどのレベルのものではありませんでした。星名先生、岡先生から教えていただいとことは、私個人レベルではなく、チームとして戦略的な実施順序と時間配分でした。
詳しくは「星名理論と岡理 28から31をご覧ください。右欄のカテゴリーの「星名理論と岡理論」をクリックすれば、時系列に1からご覧になれます。
また右欄の検索フォームで「星名理論」と入れれば、一覧で表示されますので、好きな部分がご覧になれます。
私はトライを狙ってプレーをしたことはありません。突破して味方の選手に繋ぐ事を意識しているのですが、結果としてトライをしてしまうことが多くありました。
慶應戦の下の写真もトライは結果として起きたものです。
写真の下の記事には「前半15分、慶大ゴール前のルース(今はラックと呼ばれています)を左に回し、浦野が強引に右中間へ決める」と書いてあります。
フォワードの選手が沢山いたのですが、全員外へ向かって走り始めたところですので、今まで選手がいた場所だけが、誰もいない場所になってくるので、そこに走り込んだものです。
このような発想を持つ選手があまりいなかったので、私の発想が非常に突飛なもののように感じられただけです。