2013年8月25日(日曜日)午後4時48分。ルディ永眠

8年前の今日、ルディがはるみの膝の上で眠りながら永眠いたしました。

 私は前日もルディに付き添ってほとんど寝ていなかったので午後3時過ぎから下のベッドルームで昼寝をしていました。妻のはるみの呼び声で起こされリビングに上がると、ルディははるみの膝の上で寝ていました。
 泣き止まないので、膝の上に頭を乗せて横にした所眠った、胸に手を当てると鼓動が弱いので私を呼んだとの事です。相変わらず目を開けたまま寝ているルディは息づかいが少し弱々しそうでした。少しルディを撫でると反応したように感じました。

 しばらくして体を撫でていた家内が胸に手を当てた所、鼓動がないと言って泣き出しました。 さっきまで口を動かしていたので、また起き出すのではと思っていたのですが、そのまま動かなくなりました。でもまだ身体は暖かく、今にも起き上がりそうでした。

 ここ数週間ルディは非常に元気でした。食欲もあり、下痢をする事も無く、食事には牛肉を混ぜてやり、鳴き声も大きくなり、また上のリビングルームで一緒に寝る様になっていました。3日ほど前から急に食べる量が少なくなり、療養食も飲み込むのが苦しそうで、ヨーグルトは飲み込むので、一緒に飲み込ませる様にしていました。しかし前の日辺りからまた少し食べる様になり、ミルクも飲んだりしていました。

 ただ前日辺りから小さく泣くのが続き、立たせると不思議に泣き止むのですが横にするとまた泣き始めます。しかしその泣き声も小さく、何か甘えた様な泣き声でした。
 今から思えば、「離れずに側にいてくれ」と言っていた様に思います。それは私も感じて、別れの日がそんなに先ではないのだと覚悟をしていました。
 しかしこの日の朝もしっかりと立ち上がっていたので、もう少し先かと思っていました。

 幸いなのは病院で1人で眠りにつくのではなく、私とはるみとリナに囲まれて、苦しむ事無く、本当に眠ったまま息を引き取った事です。ソファの上に敷いた洗い立てのタオルケットの上に横になったルディはいつもと変わらず、今にも鳴き出しそうです。
 リナがルディの横に来て、ルディの顔を舐め続けています。でももう目覚めることはありません。

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