シッチェス発犬連れの旅 ポルトガル国境 2      泊まった4星ホテル

 今回泊まったホテルは4星ホテルですが、社会保険庁が主催しているツアーですので宿泊料はどこでも同じです(通常、1週間、3食付き、二人で300ユーロ、2010年当時)です。


             ロビーとエレベータホール

ホテルの内部

 全館、ツアーの貸切ですので、お客さんは全て高齢者とその家族です。ある日ルディ、リナ、妻のはるみとここのエレベータホールを歩いていると、女性スタッフから「どこへ行くのですか?」と声をかけられました。

 「部屋に戻る」と答えると、「そんなはずはない、今は高齢者しか泊まっていない」とまるで侵入者扱いです。部屋のキーを見せ、「ツアーで来ている」と答えると、びっくりして、「二人とも若く見えたので、まさかツアー客とは思いませんでした」と平謝りでした。侵入者と間違えられたみたいですが、はるみはあまり怒っていないようでした。


 この街自体に見所はないので、毎日、ホテルの前のビーチでルディとリナを遊ばせ、近くのヨットハーバーまで散歩に行く等、本当にのんびりとした滞在でした。野生の女、リナもホテルでの長期滞在もこれで3度目で大分慣れたようで、ホテルの中で吠える事はあまり無くなりました。でも外へ出ると相変わらず、吠えまくります。吠える事で私達を守っている気かも知れません。

 ここをクリックするとビーチの様子が見れます。


 すぐ横の川の向こうはポルトガルでここまで来ると海はもう地中海ではなくて大西洋です。

 対岸のポルトガルへは車では上流の国境の橋まで行くのに20分ほどかかるので40分ぐらいですが、川を渡るフェリーでは15分ほどで行けます。フランス側は国境を越える時、西仏それぞれのパスポートコントロールなどもあるのですが、まだスペイン語が(カタランも)通じます。 こちらは国境を越えても全く何も無く、15分ほど離れているだけでまったくスペイン語が通じません。

 当然のことなのですが、何か変な感じでした。