受動的思考から主体的思考へ

星名理論と岡理論 70 受動的思考から主体的思考へ 12

イメージトレーニングが戦術から戦略へ発展 私が高校で初めてラグビーを始めた時、他の同級生は皆同志社中学からのラグビーの経験者で、高校に入ってラグビーホールに初めて触ることになった私は全く他の選手についていけず、15人しかいない選手のただ一人の…

星名理論と岡理論 69 受動的思考から主体的思考へ 11

ディフェンス(タックル)での主体的思考 タックルはディフェンスがするものですから、タックルするポイントはデイフェンスする側が決めると思いがちですが、相手に走り込まれてタックルするのと、相手のスピードを殺してタックルするのでは大きく違います。…

星名理論と岡理論 68 受動的思考から主体的思考へ 10

星名理論はラックからの方が抜きやすい。星名理論 66 の続きです。 星名先生の主体的思考でタックルされるポイントはアタックする側が決めることができると言うことはスクラムからのアタックだけでなく、ラックからでも可能でした。 でもラインアウトからは…

星名理論と岡理論 67 受動的思考から主体的思考へ 9

最強の接待部隊 (星名理論と岡理論 65 の続きです) 私が最初に働いた広告業界は接待が重要な仕事でした。岡先生がラグビーはフォワード戦に勝てなければ、試合に勝つことはできない」と考えたように、私は「接待戦に勝てなければ、仕事をとることができな…

星名理論と岡理論 66 受動的思考から主体的思考へ 8

フォローでもタックルポイントはアタックが決められる。 星名先生のアタックする側がタックルライン(ポイント)を自由に決められると言う考え方は私のイメージトレーニングのバリエーションを飛躍的に増加させました。 星名先生は当時、京都大学も教えたり…

星名理論と岡理論 65 受動的思考から主体的思考へ 7

星名先生の主体的思考は私の生き方や仕事の仕方にも影響 星名先生の教えてくださったタックルされるポイントはアタックする側(タックルされる側)が決めることができると言う考え方は一般の常識とは真逆で、天動説を信じている時に地動説を教えてもらった様…

星名理論と岡理論 64 受動的思考から主体的思考へ 6

初めて主体的思考を経験 練習ではうまくいかないので、次は試合で試すことにした。中部自衛隊との練習試合があるのでその時に試すことにした。 ところが試合ではもっと悲惨だった。向かってくる相手にはタックルすることしか考えていない自衛隊のセンターは…

星名理論と岡理論 63 受動的思考から主体的思考へ 5

この星名先生とのやりとりは、私には非常に衝撃的で今でもはっきりと覚えています。 その頃のアタックラインは深いのが常識でした。その中で私はもっとも浅い位置に立ってプレーしていたと自負していました。しかし、それは受動的思考のもとで、相手の出方に…

星名理論と岡理論 62 受動的思考から主体的思考へ 4

常識を打ち破る 今でもほとんどの選手はタックルする場所はタックルする側(ディフェンス)が決めると思い込んでいます。常識的にはこれ以外は考えられません。 しかし、ラグビーには、「ボールを持っていない選手にはタックルをしてはいけない」と言う不変…

星名理論と岡理論 61 受動的思考から主体的思考へ 3

ラグビーは制約の少ない自由なスポーツで、変化が常態です。 ラグビーではボールを持っている選手に対してはルールで禁止されている危険なプレーでない限り前後、左右、どんな位置からでも、激しくタックルすることが可能です。 逆に、ボールを持っている選…

星名理論と岡理論 60 受動的思考から主体的思考へ 2

受動的な思考のイメージトレーニング 私は同志社高校に入り、初めてラグビーボールを触りました。中学まで何もスポーツはしたことがなく、父がラグビーをしていたため、一緒にテレビを2−3度見たことがあるだけで、ラグビーのことは何も知りませんでした。 …

星名理論と岡理論 59 受動的思考から主体的思考へ 1

このブログを始めて、星名先生と岡先生のラグビー理論を書いているうちに色々気づいたことがあります。 自分の生き方や考え方にまで星名先生と岡先生に大きく影響されていたことです。 今までは自分の人生を振り返ることもなかったのですが、このブログで色…